《楓香》

すごい、たどたどしい人みたいに思われちゃったかなー

まあ、コーヒーでも飲んで落ち着くか…

自動販売機〜


「「あ!」」

え、てか、この人泣いてるー?

「あ、あのだいじょ…」

「み、見なかったことにしてください。とくにあなたには気づかれたくなかった…」

え、えぇー
いきなりそれは、ひどいなぁ
なんにもしてないのにー

「そ、そうですか!じゃあ、いいです!」

もう、いいもん、この人…
親切に聞こうと思ったのにー!
いいよーだっ

「あたし、コーヒー買いに来ただけですから!さよーならっ!」

「え、あ、ちょっと…」

あの人知らない。なにも知りもしないで!
気づかないなんてどんだけ、人にむかんしんなんだっつつの!ありえないっ!


走ってきたから、疲れたなー
コーヒー、結局買えなかったし…

でも、あたしにはみられたくなかったって言ってたよなー。何があるのかなー
悲しそうな顔もしてたし…

まあ、いいや!
しらない!