「もう、大丈夫だから。」 細身に見える光樹くんだけど 私を抱きしめている腕は力強くて…。 それからしばらく光樹くんの胸で泣き続けた。 _____ 「ごめんね…もう大丈夫!」 ニッと笑って見せると光樹くん、祐くんは安心したように笑った。 翔弥くんは私の方へ歩み寄って、私の頭を撫でると 「怖かったら呼べ」 ってふんわり笑ってくれた。