星の雫~超極秘のお姫様~

・・・なんて、本当は何も良くなってないんだけど。


星の伝説は何も分からんし。

なんで思い出しちゃ駄目って思うのかも分からんし。

何より、腹ペコだしっ!!!

レオがダイエットって言ったってことはだよ!?あたし、太ってるってことだし!!!


何も良くなってないよ本当!!!

レオの言葉、なんか、凄く痛いしっ!なんでだろーね本当!!!ムカつく!


「レオ!!!ダイエットだとか言うんじゃない!いたいけな乙女に向かって!」


「え?どこがいたいけな乙女?リアは図太くね?
つか、本気にすんなよ。ダイエットっつったのは、冗談。」


じょ、冗談!?

悪戯にあたしの心を傷つけるんじゃない!確かにあたしは図太いけれども、女の子なんだぞ!?


と、反論しようとしたけれど、先にシオが口を開いた。

「リア様。朝食を食べていらっしゃらないのなら、食べましょう。」


シオがにっこりと王子様スマイルを浮かべつつ言った。

・・・どうしよう。シオが輝いて見える・・・。


「うんうん!食べる食べる!あれ?でも、どこで・・・?」

確かに腹ペコだし食べたいのは山々なんだけど、どこで食べんの?
そもそも、食料なんてあんの?


私の疑問を見透かしたように、シオが答えた。

スッと、地上を指して。


「今、ちょうどウィレボの近くですし、ウィレボで食べたらいいんじゃないですか?」


その答えに、あたしは心が弾んだ。

ウィレボは、世界一と言っても過言ではないほど、商業が盛んな地域。
様々な人や物が入り乱れていて、とっても明るい。

しかも、色んな地域や国の物がいっぱい。
勿論、料理だって色々ある。


あたし、一度行ってみたかったんだぁ!