星の雫~超極秘のお姫様~

不思議に思いながらも、あまりに真剣なレモン色の瞳に見つめられたあたしは、思わずごくりとつばを飲み込んだ。


「・・・・・・そ、そりゃ、知りたいよ。だから、聞いてるんじゃん。」

真っ直ぐすぎる、レオのレモン色の瞳のせいで、どもっちゃった。

なんか、悔しい。


あたしは答えたのに、レオはじっとあたしを見つめたまま、黙っている。

レモン色の瞳が、日の光に照らされて、きらきらと輝いている。


「なんか、言ってよ・・・」

じっと見つめられることに耐えられなくなったあたしは、俯いて、そう言った。

けど、まだレオに見つめられている、というのは分かった。だって、視線が痛いもん。


レオは、微かに息を吐き、何か言い表す言葉が見つかった、というように、どこか安心したような緩んだ口調で言った。


「星の伝説のことだ、リア。」


星の・・・・・・伝説?

あたしは首を傾げた。

星の伝説が、どう関係するんだろ?



あたしの疑問を見透かしたように、レオがすかさずハッキリと言った。


「俺らは星のの伝説を“知るため”に、旅をするのさ。

この目的は、よほどのことがない限り、絶対に遂行するべきこと、だ。

星の伝説がどう関係するかは、これから否が応でも解るから、俺からは言わねぇ。

・・・今は、知らなくてもいいはずだから。」

レオは、最後の言葉を、自分に言い聞かせるように呟いた。

苦い物でも食べたかのように、レオは顔を歪ませている。


・・・・・・どうして、だろう。

あたしは、やっぱり不思議に思う。


どうして、レオはあたしに言うだけなのに、苦しそうな顔をするんだろう?

なんであたしに、言ってくれないんだろう?