星の雫~超極秘のお姫様~

“アレ”ってなんじゃい!

誰か突っ込むタイミングを教えてくだせぇ!


「勿論、厳重警備されてるだろうな。けど、俺とエリザベスをナメてもらっちゃあ困るんだよな。

言っとくけど、宮廷の警備員に負ける気はないから。」


「ふぅーん。じゃ、僕達は用無しってことでいいの?」


不敵に笑ったレオに、ヒルゥは冷めた視線を向けつつ、静かにそう言った。

・・・・・・やっぱ、雰囲気最悪ですな。


「いやいや!さすがに用無しはねぇって!潜入時と退散時、ちょっと手伝ってもらうから。

そんぐらい、いいよな?」


レオは慌てて両手を振っている。

ヒルゥは、別段迷うわけでもなく、素直に頷いた。


「うん、いいよ。別に。世界とリーちゃんの為なんでしょ?」

・・・世界と、あたし?


「そうそう!じゃ、よろしくな!

ちなみに、宮廷から資料奪った後は、ビィリア山の山頂付近に行って、ホワイじぃさんに会いに行くから。

ホワイじぃさんは、魔術師のリーダーで、かなりの物知りだから、何かしら知ってるだろうから。」


・・・魔術師のリーダーで、かなりの物知りな、ホワイじぃさん?

誰だよ。


「あぁ、ホワイ様ですか?確かにあの方なら何かしってるかもしれませんね。」

シオが頷きながら、レオにそう言い、微笑んだ。

「ホワイ様のことも知ってたんですね、レオ。
色々考えてくれてたみたいで・・・ありがとうございます。」


レオは、シオの笑顔と言葉に、明らかにホッとしたように胸を撫で下ろした。

「はぁ・・・やっと1人認めてくれたか。良かった良かった。
サンキューな、シオ。」


「いえいえ。私、リア様のことは認めてませんから。」