星の雫~超極秘のお姫様~

「んで、リアの変装のことだけど・・・バレないためだから。」

レオがさらりと話を変えた。


「バレないため?」

首を傾げたあたしに、レオは頷く。


「そ。リアを捕獲しようと、役人やら騎士団やらが必死こいて走り回ってるだろーからな。」


「あたし、珍獣扱い!?」


「まぁ、そんな感じだな~。」


え!?酷くない!?

レオはアハハと笑っているし、ソウもシオもヒルゥも確かにというように頷いていた。


あたし・・・人間だよ!?
至って普通の人間だよ!?


「それで、なんで旅かというと~」


レオめ・・・またもやさらりと話を変えるとは!!!

あたしへのフォローは無しなの!?


「"知るため"さ。」


・・・知るため?何を?

疑問を口に出そうとしたけど、先にヒルゥが平坦な口調で、レオに聞いていた。


「それは、“アレ”のこと?」


“アレ”ってどれよ。

突っ込もうとした時、またもや先に・・・今度はレオに遮られた。


「そうに決まってるだろ。だいたい、それ以外に何がある。」

キッパリとした口調。どこか、嘲るように聞こえるのは、気のせい?


「ハハ!それもそうだね。でも“アレ”は、伝説だよ?資料は厳重に警備されてると思うけど。」

ヒルゥは乾いた笑いの後、冷たく言った。

あたしは一体いつ突っ込めば良いのだろうかね。