星の雫~超極秘のお姫様~

でも、権利なんて・・・やっぱシオはお堅いなぁ。



「おう!それは説明しないとな。


えーっと・・・とりあえずレイツェは、エリザベスの腹心の部下。

んで、かなりの不幸体質。しかも方向音痴。で、たいてい迷子になって、命からがら戻ってくる危ない奴。

一緒にいれば、必ずというほどとばっちりを受ける羽目になるから、かなり危険な竜だぜ!」




・・・・・・不幸体質・・・。


なるほど、だから散々だったと。

でも、レオ、威張るように言うことではないと思う。



「・・・なんで、そんな危険な竜と一緒に行かせたの?僕たちのこと。迷子になって、死にそうになったんだよ・・・」


恨めしそうに唇を尖らせたのはヒルゥ。

た、確かに・・・。



レオはあっけらかんと答えた。


「俺は知らねぇ。エリザベスの所業だからな。
どういうことなんだよ?エリザベス。」


エリザベスは淡々と言う。


《レイツェはうるさいから、ちょっと迷って死にそうになってもらって、大人しくなってほしかったのよ。

それにちょっと協力してもらっただけのこと。

これくらいに耐えられなくちゃ、これから先、あなた達を連れて行こうとは思わないわ。》




ドクンッ



エリザベスの言葉に、あたしの心臓が音を立てた。


どういう、こと?