そうだ。 俺達は、農民だ。 土「だからって、それがどうした。今の世は腐っちまってる。農民なんてもんに縛られて堪るかよ。」 近「まぁ、そうなんだがなぁ………」 土「それに………勝っちゃんは、こんなとこに居たら駄目なんだ。」 そう………もっと、高い所に勝っちゃんは居るべきなんだ。 そして、俺がそこまで導いてやるんだ。 近「なぁ歳、俺達が武士になれる日は来るのかなぁ………」 土「あぁ、ぜってぇに来るさ。」