着々と衣装の準備が進んでいる中、私は内装の準備を手伝っていた。
「あ、そういえばさ!看板必要じゃない?」
そう文化委員の内田くんが言う。
「私やろうか?」
衣装は任せっきりだし、それくらいしたいと思い看板作りをすることにした。
「ゆあちゃんやるなら春奈も!」
そう言い、二人で看板の板を廊下へ運んでいると、草野くんがやってきた。
「古関さん!前田さん!」
名前を呼ばれ、振り向くと、爽やかな笑顔を向けて、
「手伝うよ」
と言ってくれた。
「ありがと!」
私がそう言うと、また爽やかな笑顔を見せてくれた。

