「楽しかったね」


「ああ、あんなに話が次々と出てくるとは思わなかったな」


「ね!あー懐かしいなぁ!学生に戻りたい」


「楽しかったしな〜でも、今も幸せだ」


「そうだね。この幸せをずっと噛み締めていたいよね」


「沢山迷惑もかけるかもしれないけど、これからもよろしく」


「こちらこそ」


見つめ合いふっと笑みをこぼし、手を取り合って私たちは歩き始めた。

校門付近の桜に蕾がついていた。