「絶対にしていないって言えるか?」
「あたりたえじゃない!あの日は先輩の好きな人に会いに行っていたのよ?私と先輩がそんな関係だったらおかしいじゃない」
ついきつく言ってしまったのは後悔してる。
でも、しゅんちゃんの言葉に気持ちが抑えきれなかった。
「…なら…もしかして、目に何か入ったとかで先輩との距離がぐっと近くなった時がなかったか?」
ぐるぐると思い返してみてそんなことがあったことを思い出す。
「…あった!お店から出て…目に何か入って…それを先輩が見てくれた」
「それだ!それだよ!きっと先輩は誤解してる。ゆあがそんなやつじゃないと分かっていても俺だって少しは疑った。本当にごめん」
そう言ってばっと頭を下げる。
「頭上げてよ!あと…先輩も誤解してるって…もしかして」
そう言えばその日の帰りだ。
裕也がおかしくなったのは。

