ぼうっとしながら学校に行く用意をする。 朝から静まり返った部屋。 朝食の用意されていない食卓。 何か裕也にしてしまった事だけはわかる。 でも、それがわからないからどうにも出来ない。 なんだか、何時もとは違う裕也のいない空間に涙が零れおちる。 「だめだめ!もうすぐ学校に行かなくちゃ…いけない…の…に…」 そう自分に言い聞かせるけれど涙が止まらない。 止めどなく溢れる涙を拭いもう一度顔を洗って朝ごはんを食べずに家を出た。