Secretな関係





谷本先輩!もうはっきり言ってくださいと目線を送ると、拳をぎゅっと握り立ち上がる谷本先輩。


「おっおう、どうした?」


「おっ俺が…好きなのは…」


いきなり立ち上がった谷本先輩に少し驚いた様子の美咲さん。


わっ私ここにいて良いのかな?


「おっ俺が好きなのは…み…美咲で…だから…その……」


突然の告白に美咲さんはあっけらかんとしている。


「え、それ本気で言ってるの?」


「…そうだよ…」


「じゃ、じゃあ、この間どうしてゆあちゃんのこと…」


「美咲が俺のこと弟ぐらいにしか見ていないのが…悔しくて…俺も男なんだって思わせたくて…」


「…弟になんて思ったことないよ…」


顔を真っ赤にした様子の美咲さんがぽつりぽつりと話し始める。


その状態に私は目線を反らすことしかできない。


「…関係が壊れるのが嫌で…頑張ってそういう風に演じてたんだよ…」


「えっ」


「彼女連れてきたのかと思ってすごくショックだったよ…ああ、やっぱり私は眼中に無かったんだなって…」


「うそ…」


「うそじゃないよ!私…つばさが隣に引っ越してきた頃からずっと好きだったよ」


なっなななんてことですか!ずっと前から両想いだったってことですか?!