Secretな関係





「本当にごめんね…俺のせいで面倒なことに巻き込んで…」


少し距離をとりながら歩いていた先輩が立ち止まりそう言う。


「あ、いえ」


「今日絶対に誤解とくから」


「私も頑張ります」


気合を入れ直したところでまた歩き始めた。


それから、すぐに着いてしまった私たちは少し離れたところから店を覗き込む。


「今日はお客さん少なそうですね…?」


「うーん…」


時計をちらっと見た谷本先輩が顔をあげ、


「あと一時間」


と呟いた。


「一時間…?」


「いつもあと一時間後くらいに少しお店混むんだ」


「そうなんですか!」


てことは…タイムリミットは一時間後!