「あー!もう!」



荷ほどきがなかなか進まなくて、ついつい声を荒げる私。






だいたい、段ボールおおすぎ!



私、荷物多すぎ!





「どーしたんだよ」



隣の部屋から裕也がきた。






「あ!ねぇ!もう終わった?」



「んー…」



祐也は、私の部屋の状況を見て、



「終わってない」



と言った。