取り残された私たち。 裕也の方を見ると、ぱちっと目があった。 「あ…えっと…いつもと雰囲気違うね」 「そうか?ちょっと長居しすぎたから、火照ってるのはあるかも」 「そういえば、ほんのり赤いね」 「しゅんとどっちが長く浸かってられるか勝負してたから」 子供みたいな発想に、少し笑ってしまう。 「な、笑うなって」 「ふふっ…」 最初は無愛想な先輩だと思っていたのに、付き合い始めたあたりから沢山の裕也を見ている気がする。 それだけ近づけたってことだよね。