宿泊施設の最寄駅からバスに乗り換える。
バスから見る景色も綺麗で。
眺めている間に、着いてしまった。
「わぁ…」
旅館だと思っていた私は、綺麗なホテルのような外観にそんな声を出した。
「早くチェックイン済ませちゃおう」
春奈に連れられ、チェックインを済まし、荷物を置きに部屋へ向かった。
案内された部屋も、綺麗で大きな窓から入る暖かな光は部屋をとても魅力的なものにしていた。
「こんな良いところ…チケット貰っちゃって良かったのかな…」
「おばあさんの分も楽しめば良いんじゃないか?」
独り言に帰ってくる言葉。
それが、裕也の声で少し驚く。
そっか、部屋は裕也と二人なんだった。
「ん?何…」
「や、なんでもないよ!っていうか、部屋にもお風呂があるんだね!」
「だな」
見ればわかることなんだけど、なんだか会話していないと春奈の言葉を意識しちゃってまともに目も合わせられない。
こんなんで、二日間大丈夫なのかな…

