そして、いよいよ温泉に行く日。
一泊二日にしては大きめの荷物の春奈と逆に荷物の少ないしゅんちゃん。
二人と駅で合流し、電車に乗る。
「お泊まりとか、中学の修学旅行以来かもしれない」
そう言うと、
「あ、私も!」
春奈がそう返してくれる。
さっきから、裕也としゅんはサッカーの話ばかり。
「ねぇ、春奈ってば、裕也に変なこと言ったでしょ」
気づかないだろうと、少し小さな声で春奈にそう聞く。
「変なこと?」
「私が、意識してるとか…」
「あぁ〜!言っちゃった!ごめんね?でも、今日の夜…楽しみだね?」
にやにやとそんなことを言ってくる。
「なっ!何言ってるの…!」
「でも、どうせ持ってきてるんでしょ?」
う…その通りで、私は例の下着を持ってきていた。
別の下着も持ってきているけれど…

