「あっあのね、放課後家に友だち呼んでも良いかな?あっ、あの前にお見舞いに行ったことのある…」
「あぁ、しゅんの彼女?良いんじゃない?」
「そう、じゃあ呼ぶね」
「おう、で、何?テスト前なのに遊ぶのか」
「違うよ!勉強会するの!」
慌ててそう返すと、つい大きな声になっていたのか、近くに居たしゅんちゃんが反応する。
「え、勉強会すんの?俺も混ぜて」
悲壮感溢れる顔でそう言われ、こくんと頷いてしまう。
「物理が本当訳わかんなくてさ…」
「あの…聞こえた?しゅんちゃんもくることになった」
しゅんちゃんの声は大きかったので多分聞こえていたはずだ。
「ん、わかった」
「じゃあ、あの…そういうことだから…」
「おう」
そこで通話は終わった。

