学校から帰った後も2人のことが気になっていた私。
このままの空気は嫌だから、なんとか盛り上げないと！
なーんて、朝から意気込んで学校に来たのだけど…
「おっおはっ…おは…よ…う」
「おっ…おう」
なんだかよそよそしい春奈としゅんちゃん。
「おはよ！」
私が間に入ると、
「おはよう」
と笑顔で返してくれる春奈。
「ねぇ、どうしたの？」
「あ…あの……キスした…」
小さな声でこそっと教えてくれる春奈。
「わ！良かったじゃん」
あぁ、それでよそよそしかったのか。
結局気まずくなっちゃうなんて、本当に放って置けない二人だ。
