『10,9,8...』 「ゆあ…」 「ん?」 『7,6,5,4...』 「何?」 『3,2,1...』 カウントが止み、花火が打ち上がる。 「好きだ…」 そう言って、裕也から3度目のキスをもらった。 甘酸っぱくて…なんだかほろ苦くて…けれど、とっても甘くて… 今日は、色んなことがあった。 『裕也とずっと一緒に入られますようにーー』 今日の最後にこう願うことにした。