「あ、あのですね」
少し怒ったような表情を浮かべる裕也の前でついかしこまってしまう私と望くん。
「いや、裕也ってかっこいいんだぜーってってことで…ちょっと覗いてた」
「は?」
「ま、まぁいいじゃん!ていうか、裕也も一緒に回ろうぜ」
裕也の顔色を伺いながらそういう望くん。
「まぁ、やらなきゃいけないことも済んだし…」
「よし、じゃあ回ろっか!」
そう言い、望くんが私と裕也の手をとった。
カシャンッ
ん?妙な音と共に手首に冷んやりとしたものが当たる。
望くんのペースにまんまと乗せられた私たちは、手首を手錠で繋がれてしまった。
「二人で回っておいで!俺、他の子と回るから〜じゃあね!」
そう言って背中を押される。
「ちょっ…!じゃあね〜じゃなーい!」

