「はっはい!」
いきなり立ち止まった望くんにぶつかりそうになりながらそう答える。
「あの…これじゃ一緒に回ってるって言えないような…」
「あっ、えっでも、望くん…女の子に騒がれてますし、私なんかが隣を歩くなんて…」
後が怖い。
「んなこと気にしちゃだめだって!っていうか、ゆあちゃんは裕也のものでしょ?」
なーに言ってんの!なんて背中をばしっと叩かれまた歩き出す望くん。
「あ、ていうか!…裕也とのことはここでは大きな声で話さないで欲しい…です」
「は!そうだった!ごめん」
「あと……どこまで知ってるんですか?」

