「古関さんって面白いんだね」 床の色塗りをしているとき、草野君が話しかけてきた。 「そんなことないよ」 「そんなことあるよ」 ないよ、あるよなんて言いあいながら色塗りを進めていく。 「あ、そういえばさ、古関さんって一人暮らしなの?」 「ほうっふ?」 「ほうっふ?って何」 そうゲラゲラと笑っているけれど…私は笑えません。