俺様の熟した恋の実~10years~




否定しようとした時には、もう遅くて……


あたしの視界には涼雅と天井。


て、天井!?


「家じゃねぇから気兼ねなくヤれるなっ」

「あ……あたし今日は女の子の日で…」

「嘘つけ。2回も温泉入ってたじゃん。それにもう終わったって自分から言ってただろ?」

「あ``っ」


1週間くらい前に自分から言っちゃったんだっけ!?


これで周期は完全に涼雅に把握されてると……


涼雅の唇があたしの首筋に触れると、チクっと軽い痛みが走った。



「俺に嘘ついたお仕置き。嘘つかなきゃ優しくしたのになぁ~」

「嘘つきはどっちよ!どっちにしろ優しくしてくれないじゃん……」

「まぁ、確かに。こんなかわいいの目の前にして優しくできるはずねぇ」

「涼雅……んっ…」


あたしは涼雅の意のまま。


でも……ずっと我慢してくれたし許してあげる…。


意地悪だけどねっ!