否定しようとした時には、もう遅くて……
あたしの視界には涼雅と天井。
て、天井!?
「家じゃねぇから気兼ねなくヤれるなっ」
「あ……あたし今日は女の子の日で…」
「嘘つけ。2回も温泉入ってたじゃん。それにもう終わったって自分から言ってただろ?」
「あ``っ」
1週間くらい前に自分から言っちゃったんだっけ!?
これで周期は完全に涼雅に把握されてると……
涼雅の唇があたしの首筋に触れると、チクっと軽い痛みが走った。
「俺に嘘ついたお仕置き。嘘つかなきゃ優しくしたのになぁ~」
「嘘つきはどっちよ!どっちにしろ優しくしてくれないじゃん……」
「まぁ、確かに。こんなかわいいの目の前にして優しくできるはずねぇ」
「涼雅……んっ…」
あたしは涼雅の意のまま。
でも……ずっと我慢してくれたし許してあげる…。
意地悪だけどねっ!

