お腹いっぱいご飯を食べたところで、あたしと涼雅は部屋に戻る。
早速あたしは寝る前にまた温泉!
「りょーがー。温泉行くー?」
「俺はさっき行ったからいい。……羽音また行くの!?」
「当たり前~♪」
「羽音と入れるなら温泉行くわ」
「変態っ!」
バシッと涼雅の頭を軽く叩いてから、あたしは部屋を出た。
こんな真っ赤になってる顔見られたら、何てからかわれるか分かんない!!
さっき来た時よりも温泉は混んでて、シャワーが大変……。
でも、温泉ってほんと気持ちいい~………
極楽とはこのことか。
「ふぅー………最高」
温泉の大きなガラスから見える街の灯り。
あ………
そいえば今日はクリスマスか。
涼雅とクリスマスらしいこと何もしてないや。

