俺様の熟した恋の実~10years~




お腹いっぱいご飯を食べたところで、あたしと涼雅は部屋に戻る。


早速あたしは寝る前にまた温泉!


「りょーがー。温泉行くー?」

「俺はさっき行ったからいい。……羽音また行くの!?」

「当たり前~♪」

「羽音と入れるなら温泉行くわ」

「変態っ!」


バシッと涼雅の頭を軽く叩いてから、あたしは部屋を出た。


こんな真っ赤になってる顔見られたら、何てからかわれるか分かんない!!



さっき来た時よりも温泉は混んでて、シャワーが大変……。


でも、温泉ってほんと気持ちいい~………


極楽とはこのことか。


「ふぅー………最高」


温泉の大きなガラスから見える街の灯り。


あ………


そいえば今日はクリスマスか。


涼雅とクリスマスらしいこと何もしてないや。