【涼雅side】
キーンコーンカーンコーン………
昼休みのチャイムが鳴ると必ずやってくる人物。
「おっす♪お昼一緒にいっしょー?」
「だから何で決めつけてんの、いっつも…」
「まぁまぁ、いいじゃん!俺らの先輩なんだし♪」
「咲夜は仕事上でも先輩だからだろー?」
呆れてる俺を見下ろすのは、あの若手有名俳優のカイさん。
転校して来てから昼休みは必ず俺らんとこに来る。
来ない日は仕事で早退か欠席の時だけ。
「にしてもお前らよく食うね~!さっすが成長期男子!」
「カイさんが食べなさすぎ!」
「いくら俳優でも身体壊したらダメじゃん。咲夜なんてモデルなのにこんな……」
「いいだろー!別にっ!腹減ってんの!」
「いいね~成長期!俺はもう体型維持だからさぁ~…」
俺は購買で買ったパン3個。
咲夜は弁当プラス購買のパン4個。
カイさんはとゆうと、野菜ジュース1パックだけ。
ストイックだなぁ~………。

