俺様の熟した恋の実~10years~




羽音の手料理を完食して、かなり腹苦しい……。


でも、ずっとニコニコ笑ってる羽音見てると何でもしてやりたくなる。


片付けを終えた羽音と二人でソファーでテレビを見ながらまったり。


「8時か……。そろそろお風呂入る?涼雅先に入っていいよ」

「ヤダ。俺は羽音と一緒に入りたいなぁ~」

「それはあたしがヤダ!」

「夜、風呂より恥ずかしいことすんのに、そんなんで大丈夫?」


顔を赤くして手で顔を隠す。


風呂くらいでビビってたらこれから、もっとすごいことヤれねぇんだけど!



「それに俺50番以内入ってるんだけど…」

「う、うん……。おめでと!」

「ありがと。じゃあ一緒に風呂入る?」

「……うん」


早速、俺と羽音は風呂へ。


初めての彼氏との泊まりで風呂入るって、羽音もビックリしてんだろうな……。