「駄目だコイツ」 と、暁が項垂れるアタシを担いで ズカズカと進んで行く 何時ものアタシなら今直ぐに 降ろして貰うよう暴れるけど 今はそれする気力が無い… ―――――――――――――― ―――――――― そんなこんなでただ今アタシは 族の中で上の人しか入れない部屋に居る 未だ暁に担がれていたアタシは 暁の手によってソファに下ろされた