藍い月と…



『ちょっ!!』


突然の出来事に反応が遅れ

少し前のめりになる


「ちんたらしてんな

さっさと済まして早く行くぞ」


そして未だ離さぬ大河の手

いい加減離してくれ

あー、もうっ

関わらないって決めたのに!!



―――――――――
――――――



そんなこんなで大河に

連れられ理事長室に着いた

いや、半ば強引にと言った方が

的確かもしれない

あんの強力めが…

アタシが必死こいて断ってんのに

無視しやがるし更に手に力込めるし

結局一緒に来ちゃったじゃんかっ