「あ、あの夏芽王子!!」

一人の可愛い女の子が話し掛けてきた。

夏「ん?」

なんだろう?

「えっと、ブラウニーを甘いもの好きって聞いたので作ってきました!!」

女の子は緊張しているのか顔を赤くしていた。

夏「わぁー!!サンキューな。ニコッ」

私は笑って言った。

「///////い、いえ!!」

すると、女の子はさらに顔を赤くさせた。

夏「名前、何て言うの?」

「え、えっと新島 栞です。」

夏「栞ちゃんか、覚えておく。」

栞「え、いやそんな覚えて貰うほどでもないですし。」

夏「でも、もう覚えちゃった。だって栞ちゃん可愛いから。ニコッ」

バタンッ

そういうと周りの女の子達が倒れた。

夏「!?」

私が突然の出来事に驚いていると。

雷「急ぐぞ、占いの効果が!!」

夏「あ!!そうだった!!やっべ!!」

雷斗と私は走って教室に向かった。