「嘘だって。やろうぜ。」 私の頭を、優しく撫でてくれたから、 私の機嫌もすぐに直る。 「単純だな」って、また笑うから。 私は子供っぽくならないように、今度は拗ねない。 「ばーか」 一言呟いた私に、彼は大胆にも唇にキスをする。 「お前の方がバカだろ。」 人を馬鹿にして、 「当然、俺には勝てねぇけどな。」 ナルシスト発言をするくせに、 「そんな玲奈だから、俺は好きなんだけどな?」 私にだけ甘いからーーもっと好きになってしまう。