足首を少し捻ったようで、痛い。 多分、一時的なものだし、そのうち立てるようになるんだろうけど…… 今は、立てそうにない。 「玲奈?」 立ち上がろうとしない私を不思議に思ったのか、涼はしゃがんで、顔を覗き込んでくる。 ち、近い……/// 「立てねぇか?」 「だ、大丈夫だよ。もうちょっとすれば……」 私は慌てて言うけど、涼は顔を歪めた。 「玲奈。嘘つくな。」 ピクっ 図星をつかれ、肩が揺れる。 私のその反応を見て、涼は私の首と膝の下に手を入れた。 「涼?!」 「暴れんな。落ちるぞ。」