無愛想な彼に胸キュン中





「いや、これ流宛ね」



「は?俺?」



なんで、俺?




「直接流に渡したら貰ってくれないだろうからって、女の子から渡された」



「あ――…」




なるほど、そういうことか。



基本的に、俺は女から何も受け取らない。
ちょっと優しくするとすぐに調子に乗るから。



そういう女は嫌いなんだ。



そんな俺に、類はいつも決まって言うんだ。



『もっと女の子に優しくしてやれよ』って。