「どうなの、澪ちゃん?」



「い、意地悪……」




蜜ちゃんとのことがあってから、なんだか流の俺様さが増してる気がするのは気のせい?




「なんだよ、澪。泣きそうな顔してるけど」




ニヤリと流が笑う。



そんなあたしは、今にも泣きそうだった。



む、っムカつくっ!!




「……っう、うるさい……!!」



「俺が好きだって泣けよ」



「……っバカ流!」



「ふーん?そんな口きいていいんだ。今どんな状況かわかってる?」



「えっ……!」




言われてみればベッドの上で、流があたしの上にいる。