「……蜜」



「何してるの!?その子から離れてっ!」




焦った様子で、あたしと青葉の間に入ってきた蜜ちゃん。




「流、なんでこの子と一緒にいるの?」



「……それは、」



「流が好きなのはわたしだよね?」




隣に立ってわかる、蜜ちゃんがあたしより小さいこと。



小柄な子が好みなの?




あたしなんかより全然可愛くて、素直みたいだし。




こんな子が好きなんだ……。



それじゃ適わないよね。