……まちがいかもしれないじゃん。 みんなが勘違いしてるだけかもしれないじゃん。 あたしの気にしすぎかもしれないし。 第一青葉の彼女はあたしなんだから、みんな公認なんだから、そんなに怖がる必要なんかない。 堂々としてればいいんだ。 そう思って顔を上げたあたしに、 飛び込んできたもの。それは……。 「青葉?」 「三枝……」