まわりの人たちもさっきの騒ぎで向こうに行ってるみたいで、あたしのことになんて気づいていない。 男の子たちが、怖い。 やだ、いやだよ誰か助けて――。 「やだやだっ……離してっ!!」 ―――グイッ 涙を浮かべたあたしの瞳が 捉えたのは見慣れた姿。 ―――え? 「……あお、ば?」 「お前らなにしてんの?」 冷たくて低い声。 あたしに触れる手のぬくもり。 それから――……。 青葉の手によってあたしは男の子たちとは反対を向かされて、青葉の胸に引き寄せられていた。