無愛想な彼に胸キュン中





朝、登校して靴箱にいたら
片瀬達に連れて行かれる三枝が見えて。



この前の片瀬の言葉が気になって、
なんだか悪い予感がして。



ついて行ってみたら、
三枝の上に看板が落ちてきた。



それから俺は――……。



「かばった、んだ」




気づけば三枝をかばっていて、
看板の下敷きになってたんだ。



なんであんなこと――……。



「青葉!目が覚めた!?」




気づいた三枝が俺の顔を覗き込む。