周りにわらわらと人が集まって来て、車から降りて来た青年に身体を起こされる。 上半身を起こされると、右足に擦り傷が見えた。 ぶつかったんだ、車に。 そう認識するやいなや、青年の手配により僕は病院に連れて行かれた。 青年は僕と接触した車を運転していたそうだ。 処置室で傷の手当てを受ける。 擦り傷と軽い打撲。 たいした怪我じゃないし、不注意だった僕が悪いのに、青年は家に連絡までしてくれた。