We are somehow connected with each other.

―甲斐 征志郎―

「さすが東雲さん、気が利くね」
「リアにはいい相手かもな」
「征志郎、そうじゃない。輝一もだけどヘビースモーカーだろ?この部屋には元々長居させる気はなかったみたいだね。タンブラーまで用意してたくらいだから」

井原に言われるまで俺も輝一も気付かなかった。

「女性ならではの気遣いか…噂に違わぬ敏腕秘書だな」
「俺の嫁さんっすからね」
「そういえば俺たちの結婚祝いにもらった品…リアがたいそう喜んだ」
「あ~確か初音が選んだコートっすか?」
「ママコートって言うらしいね。子供を抱っこしながらでもおんぶしながらでも着られるんだって」
「時期的にもちょうどよかったと大はしゃぎだ…一緒にテディベアのぬいぐるみもあったな。あれは親子でちゃんと男女の双子だったからな」
「ああ…初音がオーダーメイドがどうとか…」

あれには誰からの贈り物よりも喜んでいた。リアは東雲自体も気に入っていたようだしな。