忘れなくちゃと思いつつ元カノからのメールが頭を離れない

それは元カノにまだ未練が有るからだろう

「みつき……なに悩んでるの?」

俺に声をかけてきたのは同じクラスで一番の親友の榊 佑都

「また、あいつのこと??」

佑都は元カノのことを知っている

「うん……」

俺は佑都にすべてを話すことにした

___
__
_

「……みつき、お前自覚ないと思うけど……お前あいつと別れてからずっと暗かったんだよ……でも……えっと……みゆちゃんと話すようになってからよく笑うようになった」

えっ?

「俺が言えるのはただ2つ悔いのないようにな!
あと、俺はお前がどっちを選んでも……或いはどっちも選ばなくてもずっと友達だからな」

佑都が珍しく頼もしく見えた