右腕全体が、一回り太くなっていた。爪が鋭くとがっている。皮膚がトゲのようなものでびっしりと覆われていた。 そして、白かった。 肌が、白色に変色していた。 そしてその質感。 見覚えのある、そのやわらかそうな、くずれやすそうな質感はまるで・・・・・・。 豆腐? 腕が豆腐になっている? 「あ・・・・・・ああ・・・・・・あああああああ!!」 おれは絶叫した。 すると、その叫びに呼応するかのように、体の中心がかっと熱くなった。 そして、おれは気を失った。