三木先輩は、ふわっと微笑んだ。



「よかったぁ・・・・・」





ドキッ



もう・・・三木先輩ってば、どれほど私の心臓に負担かけてるんだろ・・・・・




なんて思っていた矢先。






「羽依は、俺のモンなんだよね?」


三木先輩がご機嫌に聞いてきた。




「も、もちろんですっ・・・/////」


「やったぁ♪」





三木先輩は、ニコッと微笑むと、耳元で甘く囁いた。




「絶対、離さないから・・・・・・覚悟してね?」



「えっ・・・・・・・んっ・・・」




唇に、柔らかいモノが・・・そして、三木先輩のドアップ・・・・・って。






コレ、キス!!???






そう理解した時、唇の感触が消えた。





三木先輩は、悪戯っ子のように、ニヤリと笑って言った。



「不意打ち成功☆」


「なっ・・・・・///////」



私は、もちろん真っ赤。













――三木先輩には、敵わないみたいです・・・・・・。