キミと出会えた奇跡






「明日はねー、メイド服なんですよー。」







んふふなんてにやけてるのは真奈ちゃん。









「安心してね。誰も真奈になんて興味ないから。」









そう毒を吐くを吐いてにっこり微笑むのは奏多くん。










前まで涙目だったのに、意外と毒舌…なのか。








「あぁ?なんか奏多言った?」










「イエ、ナニモ。」









「真奈、目が凄んでるよ。」









「やっだー、もー!」








ニパッて笑う真奈ちゃんの目は笑ってなくて。







「「「アハハ…」」」






その場にいる全員で苦笑いするしかなかった。