キミと出会えた奇跡






「そろそろ、美由紀ちゃんの命日ね。」






お母さんが暗くなった窓の外を見ながら呟いた。








「…わかってる、」







「じゃあまたその日に迎えにくるからね!それじゃお母さん帰るわね。」








「ばいばい。」






お母さんはニコニコ笑顔で帰って行った。







なぜに私の周りにはそんなに笑う人が多いのか。