スカートに、レース。胸元のリボン。
だんだん出来上がっていく女の子。
「すごい!紗葉ちゃん上手い!」
最後に靴をかいて仕上げたところ、真奈ちゃんにすぐさま褒められた。
「ほんと。ほんと。プロのデザイナー並だよ!」
隣の恵ちゃんもそんなことをいってる。
「いや、全然…あんま上手くできなかったし…」
「これのどこが!?あたしの絵なんてお化け屋敷ようになったんだよ!?」
「え、カフェの洋服かいたのって真奈ちゃんだったの?」
「そうそう、ひどかったね、あれは。」
なんて苦笑いする恵ちゃん。
「ちょっと、恵ひどくない!?あれ、あたし大真面目よ!大真面目!」
「だって紗葉ちゃんの絵みちゃったんだも〜ん」
「紗葉ちゃんの絵に勝てるなんて思ってませーん」
「そんな、私の絵なんて全然…」
「え、なにいじめ?カフェの洋服がお化け屋敷なった私へのいじめ?」
「…はい。黙ります。」
そんな迫力でずいってこられても…
「こら、真奈。あ、紗葉ちゃん、絵ありがとね♪」
そういって微笑む恵ちゃん。
「全然!私なんかの絵で役に立つなんて嬉しい…」
「もー、謙虚なんだからっ!可愛いー、好きーっ」
「わっ」
いきなり抱きついてきた真奈ちゃんに少しびっくりした。
…嬉しいのが大きかったのは、言わないでおこう。


