「さて、話を戻すとしますか。」
俯きながら話し出す彼。
「デザイン画だっけ?」
「そうそう、デザイン画。紗葉、絵とかかけない?」
「え…、かけ………る…………かも。」
最後の方の言葉はもはや消え入りそうなくらいのちっちゃい声が出た。
「え!?まじで!?」
「…一応ね、デザイナーになるのが夢だったの。」
「…かいてみてよ!絵!」
キラキラした目で私をみる。
「でも色鉛筆とかないし…」
「そっか!じゃ、あいつらに買って来てもらうか。」
「え!?あの人たち来るの!?」
「あ、だいじょーぶだいじょーぶ。俺の病室に行かせるから♪」
「…なら、いいんだけど。」
「じゃあちょっと電話してみるね♪」


