そんな誠を見てたら、頭で考えるより先に、 「…っ、紗葉!?」 「…ごめん、少しだけでいいの、少しだけ、このままでいさせて…。」 いつの間にか誠の背中に腕を回して、 胸に顔を埋めていた。 「…、ふは。紗葉赤ちゃんみたい。」 「…うるさい。」 その間ずっと誠は頭を撫でてくれて。 …すっごく安心して、妙に心地よかった。 「紗葉、眠い?」 「…ん、」 …そのまま私は睡魔に従って目を閉じたら簡単に夢の世界に堕ちてって、 どうやって病院に戻ってきたのか、とかは全然覚えてない。