キミと出会えた奇跡





「…、ねえっ、紗葉ちゃん?」



「…何?」


「これで最後の質問だから。………紗葉ちゃんはさ、…私達のこと好き?嫌い?」



「…恵っ、それはっ…」




恵ちゃんが真奈ちゃんを手で制止させた。





「ねえ、紗葉ちゃん答えて…?」



「…本当にこれが最後?もう会わない?」



「そうだよ。最後。」





にこっと笑う恵ちゃんに私も涙を止めようと無理やりにでも笑ってみせる。





「……、好きか嫌いかは答えない。でも関わりたくない。」






そう言って私の唇が三日月を描く。



真奈ちゃんや誠の悲しそうな顔が視界に入ったけど、…気づかないフリ。





「…わかった。じゃあ私たちも紗葉ちゃんとは関わらない。」



「……うん、そうして。お互い無理するなんて馬鹿馬鹿しくてやってらんない。」



「…みんな行くよ。」





恵ちゃんがみんなにそういえば無言でみんなが歩き出す。




「あのメールはこういうこと?」


「…メール?何のこと?」




去り際に真奈ちゃんに例のメールの意味をきかれたけどとぼけておいた。





だって、私の苦労が無駄になる…。